ポスナー・スロシュマン症候群
片目に霧がかかって見える、虹がかかったように見える、目が痛い、霞む、充血するというような症状で来院する方が多いです。男性にやや多く、また20代から50代に多いと言われています。検査をしてみますと視力低下、目の硬さが固くなる(高眼圧)、めの中に炎症が軽度起こる(虹彩炎)、黒目の水膨れ(角膜浮腫)などがみられます。眼圧を下げる薬と炎症を鎮めるためにステロイド剤を使います。通常1週間でもかなり改善しますが、しばらくは薬を使って様子をみます。繰り返すといわゆる緑内障のように視野が欠けてくる事があり、こうなると緑内障と同じように眼圧を下げる薬を継続してもらう事もあります。